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欧州証券市場監督局(ESMA)は、欧州連合(EU)域内の企業や金融商品に関する公開情報を一元的に提供する「European Single Access Point(ESAP)」の構築を進めています。
これまで各社のウェブサイトや各国の公的登録簿に分散していた財務・サステナビリティ関連情報を、一つのポータルサイトで検索可能にすることが目的です。
何が変わったのか
ESAPの導入により、これまで散在していた情報が共通の検索基準でアクセスできるようになります。
この仕組みは、特に小規模な資本市場に属する企業が、EU域内および国際的な投資家から資金を調達しやすくするための可視性向上を意図しています。
また、欧州グリーンディールの目標達成を支援するため、企業が公表するサステナビリティ関連情報も集約の対象となります。
業務利用で見るべき判断材料
ESAPは、報告主体から収集機関(各国の監督当局や登録機関など)を経由し、ESMAが運営するポータルへ集約される2段階のシステムで構成されます。
公開スケジュールは段階的に設定されており、2026年7月に収集機関からの情報収集を開始し、2027年7月に一般公開される予定です。
その後、2028年1月、2029年1月と段階的に対象情報を拡大し、2030年1月には第3フェーズの開始が検討されています。
日本国内の企業や投資家が本システムを実務で活用する際の具体的な提供条件や、日本市場への影響については、現時点では一次情報のみでは確認できません。
利用を検討する際は、公式の公開情報を通じて、自社の業務要件に適合するデータ形式やアクセス条件を継続的に確認する必要があります。
出典: European Single Access Point (ESAP)


