記事日付:2026年7月22日
米国食品医薬品局(FDA)は2026年7月20日、食品施設登録(FFR)情報の保護に関する注意喚起を行いました。
近年、登録が義務付けられていないにもかかわらず登録を行うケースや、第三者による登録情報の不適切な要求が増加しています。
登録情報の共有が招くセキュリティ上の脅威
FDAは、FFR番号やPIN、FIS-FURLSのログイン情報を第三者と共有することに強い懸念を示しています。
これらの情報を共有すると、第三者が自らのアカウントと紐付け、登録内容の閲覧や変更、さらには取り消しを行うリスクが生じます。
特にTikTok Shopなどのプラットフォームが商品登録の過程でFDAの登録証を要求する事例が確認されており、企業は情報の取り扱いに注意が必要です。
規制上の混乱とリソースの浪費
登録義務がないにもかかわらず登録を行うことは、不要な査察を招くほか、コンプライアンス上の混乱を引き起こす要因となります。
また、本来監視が必要な高リスク施設へのリソース配分が妨げられるという弊害も指摘されています。
企業はまず、自社が登録対象であるか否かをFDAのガイダンスに基づき正確に判断することが重要です。
安全な管理のための推奨事項
FDAは、FIS-FURLSのユーザー名やパスワードを第三者と共有しないよう強く求めています。
管理業務を委託する場合は、アカウント共有ではなくサブアカウントを作成する仕組みを活用すべきです。
万が一、番号やPINを誤って共有した場合は、登録の取り消しと再登録を検討してください。
日本国内の事業者が米国向けに輸出を行う際は、現地の規制要件を公式情報で確認し、適切な管理体制を構築することが求められます。
出典
FDA Advises Human and Animal Food Facilities to Protect their Food Facility Registration Information (https://www.fda.gov/food/hfp-constituent-updates/fda-advises-human-and-animal-food-facilities-protect-their-food-facility-registration-information)



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