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欧州証券市場監督局(ESMA)は、中央清算機関(CCP)の回復および決議に関する規則(CCPRRR)の施行に伴い、新たな常設委員会としてCCP決議委員会(CCP ResCo)を設立しました。
本委員会は、EU域内のCCPが破綻の危機に瀕した際の対応策を準備し、決議計画の調整や手法の開発を行う役割を担います。
具体的には、技術基準の策定や、決議手法に関する意見・ガイドラインの提案、さらには第三国の決議手続きの承認に関する協力体制の構築などが含まれます。
組織の構成と独立性の確保
CCP ResCoは、CCPRRRに基づき指定された各国の決議当局で構成されます。
また、欧州中央銀行(ECB)や単一決議委員会(SRB)などがオブザーバーとして参加し、広範な連携を図る体制です。
委員長には、2023年3月にSophie Vuarlot-Dignac氏が任命されました。
同氏はフランスの金融監督当局やESMAでの豊富な実務経験を有しており、利益相反を回避するための厳格な方針の下で独立性を保ちながら、委員会の運営を主導します。
業務への影響と今後の確認事項
本委員会の設立により、EU域内のCCPに対する決議枠組みがより具体化されます。
金融機関や関連事業者は、今後策定される技術基準やガイドラインが、自社のリスク管理や清算業務にどのような影響を及ぼすかを注視する必要があります。
なお、日本国内の金融機関や事業者に対する直接的な適用条件や、具体的な運用コストについては、本稿の一次情報源では言及されていません。
導入判断にあたっては、各国の規制当局が公表する最新の公式情報や、個別の契約条件を必ず確認してください。
出典:https://www.esma.europa.eu/about-esma/governance-structure/ccp-resolution-committee


