記事日付:更新日不明
エスティ ローダー カンパニーズは、長期的な持続的成長を目指し、環境負荷を最小限に抑えるための具体的な目標を掲げています。
なお、本記事で紹介する取り組みはグローバルな方針に基づくものであり、日本国内における個別の適用状況や具体的な実施内容については、日本法人の公式情報をご確認ください。
科学的根拠に基づく排出削減目標の策定
同社は2020年度に科学的根拠に基づく排出削減目標(SBT)を策定し、SBTiによる検証を受けました。
この目標は、地球温暖化を産業革命前と比較して1.5度以内に抑える経路に沿ったものです。
具体的には、2018年を基準年として、2030年までにScope 1および2の温室効果ガス排出量を50%削減することを目指しています。
また、2030年末までにグローバルな企業車両の100%電動化を掲げ、EV100イニシアチブにも参加しています。
施設運営と廃棄物管理の最適化
同社は、グローバルな製造・流通・イノベーション拠点において、産業廃棄物の埋め立てゼロを達成しました。
また、オフィスや小売店舗では、LEEDやWELL認証の取得を目指すなど、環境負荷の低い建築基準を設けています。
水資源に関しては、製造工程での効率化を進めており、例えばミネソタ州ブレインの施設では水軟化システムのアップグレードにより、年間60万ガロン以上の水使用量削減を見込んでいます。
ガバナンスとリスク管理の体制
気候変動関連の取り組みは、経営陣で構成される「気候変動対策運営委員会」によって統括されています。
この委員会は、SBTの達成に向けた財務上の意思決定や、カーボンニュートラル目標の維持を主導する役割を担います。
また、企業リスク管理(ERM)プロセスを通じて、持続可能性や社会への影響に関連するリスクを特定し、予防的な緩和策を講じています。


